横町バザー

下町らしいこのバザー、家の近くだったので行ってみました。
ポストにチラシが入ってた一週間前から楽しみにしていたのです。
もしかしたら掘り出し物があるかもしれないし、買うものが無くても下町の雰囲気を味わいたかった！

会場は車が通れない細さの私道。
30mくらいの短い距離。
張り切って10時に行ったらもう20人くらいはいたかな。
おばあちゃんばかり。
私が古着を漁っていると、80歳近いとおぼしきおばあちゃんが「じいちゃんが倒れちゃって、軽いバッグが欲しいのよ，入院道具を入れたいから」と唐突に話しかけられる。
見ず知らずの私に，家庭のかなりプライベートな事を話してしまう，この「ザ・下町」な雰囲気。
私が求めていたのはこの雰囲気！
一緒にバッグ山を掘り返す。

そのおばあちゃんが気に入ったナイロンバッグを買い終えると，私はアクセサリー山へ。
ビーズで出来たいかにもチープな、中国製臭がプンプンする不可思議な色使いのものばかり。
いかにも「家庭の不要品」らしくてスバラシイ！
これを求めていた！

このアクセサリー山では60歳くらいのおばちゃんにプラスチックパールのネックレスを勧められ、「葬式に良いわよ」と言われる。
いいね。
知らない人同士の会話，挨拶。
今回は何も買わなかったけど、またこのバザーあるといいな。