［音楽］インビシブルマンズデスベッド解散
彼らは、確かにライブバンドです。
しかし、それだけでは無かったと思います。
楽器を演奏出来ない私が言うのはおこがましい事だとは思いますが、彼らは派手なパフォーマンスをするからこそ、演奏の大切さを知っていたバンドだったと思います。
大きなアクションでステージ上を駆け回っても、決して息を切らさず、演奏がブレず、どうしてそんな事が出来るのかと言えば、やはり地味な練習を重ねて来たからではないかと思います。
インディーズのバンドですが、ライブ１本１本を大切に全力で演奏する姿は、正しく「プロフェッショナル」でした。
対バンが物凄くアウェーな状態でも、腐らずにエンタテイメントを提供してくれました。
彼らのライブは総合的に楽しめるショーだったと思います。
彼らが「色モノ」と評されて、現在の「売れ筋」とは違ったとしても、「わかるヤツラだけわかればいい」という姿勢では決してありませんでした。
ライブの後、ファンとよく喋ってくれて、そこから得た印象は「繊細な心の真面目なひとたち」
3月にレコーディングのため活動を休止して、そこで何かあったのか、休止前から解散も視野に入れて沈黙に入ったのか、今となってはわかりませんが、感情的に出した結論では無く、物凄く話し合って出た結果なのではないかと思っています。
彼らはまだ若い。
4人の新しい出発を心から望んでいます。
